「入力」カテゴリーアーカイブ

ペルシャ語とアラビア語はこう違う

以前こちらにリンクした投稿でアラビア語とペルシャ語を見分ける方法を紹介しました。
先日インターネットを閲覧していて日経ビジネスONLINEさんで「ペルシャ語とアラビア語はこう違う」というタイトルのコラムを見つけました。
少し古く2013年の記事で、全文を読むには簡単な登録も必要なのサイトですが、流れるようなペルシャ文字のカリグラフィー画像も美しく、興味深いコラムでした。関心のある方はご覧になってください。

日経ビジネス

 

 

 

アラビア語とSI単位-1-

取扱説明書などの翻訳業務に際し必ず登場するのが長さや重さ、その他の単位表記です。
弊社の経験上、m(メートル)やg(グラム)、L(リットル)など多くの単位はアラビア語で表記されることが多いようです。

例えばミリメートル(mm)はمم 、キログラム(Kg)は كجم など。
KG

mm

 

上の例でも単位はアラビア語で記載され、数字はインド数字と呼ばれるアラビア語の数字ではなく一般的な算用数字(1, 2, 3,….)で表記されています。
なお、SI単位を翻訳せずにそのままアルファベット表記する形で翻訳すケースもありますが、弊社ではその際の数字は算用数字を使用します。アラビア語数字+SI単位の組み合わせは、かなり違和感が感じられるためです。

アラビア語翻訳のよくある質問-10-「アラビア語文中のダブルクォーテーション」

アラビア語やペルシャ語の翻訳・DTP作業の際、とても混乱してしまうことがあります。
アラビア語の文字列の中に欧文文字を入れて更にそれを「ダブルクォーテーション(二重引用符)」で囲む場合です。
例えばこんな文章(文章はダミ-です。この文に意味はありません)

0303-sample1

このままでは何の変哲もなく問題はありません。この文章のどこが混乱するかといえば、例えば表示スペースがなく次のように改行されてしまった場合です。

0303-sample2

ダブルクォーテーション付く場所にどうにも違和感があります。
では次のようにダブルクォーテーションの位置を変えてみます。

0303-sample3

英語の部分だけ読むとこちらのほうが良い感じもします。
では結論的に上の2つはどちらの記載方法が正しいのか?

どちらでも良いようです。今回はダブルクォーテーション(二重引用符)を例に取りましたが、普通のカッコ( ) でも状況は同じです。
どちらでも良いとは言え、同じ読み物の中で2つの形が混ざっているのはあまり見栄えが良いとはいえません。

 

メモ帳(NotePad)を使った入力-アラビア語とエクセルの問題の続き-

再び、アラビア語とエクセルの問題の続きです。
エクセル2002版でワードのように表示がうまくいかない以下の様なケースに中東Linkが対応している方法を説明します。
USA

セル内に上記のようなアラビア語と英語、カッコなどの記号を含んだ文字列を入力したいとします。
通常の入力方法で
الأمريكية
(USA) AMERICA
と入れても

USx

になってしまいます。

セル内の表示が正しくなるようにする方法(Windows環境で作業)は
(1)メモ帳を立ち上げてセル内のテキストをコピー&ペースト。
*メモ帳の起動後入力画面上で右クリックをして「右から左に読む」「Unicode 制御文字の表示」にチェックを付けておいてください。

0

(2)コピー&ペースト後は以下のような表示なるはずです。

1

(3)この状態から正しい表示に修正していきます。
表示に乱れが起きない閉じカッコまでは1行目に残して改行。

2

(4)閉じカッコの後で、PC上で文字の方向効かなくなってしまうようなので、そこに制御文字(左から右)を挿入。ここはそのまま左から右に文字を流し込んでくださいという指定になります。
挿入の仕方は該当箇所で右クリックをして「Unicode 制御文字の挿入」=> 「LRM Left-to-right mark」を選択。

3

(4)一時的に以下の様な表示になります。

4

(5)次の行までカーソルを送って行き、(上記画像の America の後ろの縦棒がカーソル位置)、バックスペースで改行を削除します。

5

(6)最後にこの1行を選択して、エクセルのセル内にペーストすれば終わりです。

かなり面倒で手間のかかる作業です。そしてある程度の言語知識がないとスムーズに作業をすることが難しいかもしれません。

中東Linkはエクセルを使ったアラビア語の入力やリスト作成にも対応可能です。ご気軽にお声がけください。

アラビア語のキー配列と発音記号

アラビア語のWindows用キーボードのの一例です。

key

使用頻度は高くありませんが、上下につく発音記号(シャックル(またはタシュキール))は該当文字の後にShiftで入力する必要があるのでタイピングの手間が倍かかります。

中東Linkはこのようなアラビア語に発音記号を付けた状態の翻訳、DTPの注文も承っております。
shakulmishkal1
上記赤い文字の部分が発音記号です。

中東言語の入力(Excel2002)-問題点4-

先日のアラビア語とエクセルの問題の続きです。
エクセル2002版でワードのように表示がうまくいかないケースに以下の様なケースがあります。
USA

セル上で上記のようなアラビア語と英語、カッコなどの記号を含んだ文字列を入力したいとします。
通常の入力方法で
الأمريكية
(USA) AMERICA
と入れても
الأمريكية
AMERICA
)
USA
)
といれてもうまく表示できません。次のようなってしまうはずです。
USAxx

ワードでは問題がないのですが、この問題は原因はよくわかりません。エクセルやメモ帳などシンプルなエディターソフトでは、複雑な文字方向の制御が効かないためと思われます。

この表示を修正するため、私達は特殊な入力方法をしています。
次回サンプルを付けて説明します。

中東言語の入力(Excel2002)問題点-3-

先日のエクセルの問題の続きです。
エクセル2002版でアラビア語と欧文が併記されたファイルの表示状態は以下のとおりです。
Excel2002

 

正しいキャプチャー通りの表示になっています。
私ども中東Linkのスタッフが、最適と考える「日本語環境でアラビア語をExcelで使う方法」はかなり古いバージョンですがExcel2002版を使用することです。
しかし、実はこれでもワードのように表示がうまくいかないケースが有ります。次回サンプルを付けて説明します。

中東言語の入力(EXCEL)問題点-2

エクセルでアラビア語など右から左に書く言語の入力をした際、2つ以上の単語がひとつのセルに入ると、セル内の語順表示がひっくり返ってしまう問題を指摘しました。
最後にこの問題はExcel2013では解消していると伝えた上で、別の問題もあるとも記載しました。
では、別問題とは。
アラビア語の文字列と欧文文字列をひとつのセルに入れると、やはり表示状態がひっくり返ります。この問題はExcelの最新バージョン2013でも解決していません。
excel1030-1
はっきりはわかりませんが、日本語OSの環境下の問題が原因の可能性があって、英語版のOS環境ではこの問題が起きていないことを見たことがあります。
中東Linkではエクセルで、アラビア語の語順を正しく表示させるためにExcel2002という古いバージョンを使っています。
何故かこのバージョンでは不具合が見られません。今度画像などで紹介します。

中東言語の入力(Excel2010)問題点

前回Excelを使った入力方法を紹介しました。
そして最後に色々な問題があると記載しました。
どんな問題があるかを一つ紹介します。
下の入力例を見るとわかりますが、2つ以上の単語がひとつのセルに入ると、セル内の語順表示がひっくり返ってしまいます。
1
しかし、数式バーの表示やセルをダブルクリックして入力モードにした時は正しい語順に並び替わります。もちろんプリントも逆語順になります。
2
エクセル2007と2010は同様の現象が起きているようです。
2013ではこの問題は解決しているようです。(しかし、別の問題もありますが。)それは次回に紹介できると思います。

中東言語の入力(Excel 2010)

Excelを使って入力するときは、
セルの設定で文字の方向を「右から左」にします。
該当セルで右クリック「セルの書式設定」=>「配置」のタブを見ると
文字の方向をプルダウンで選択できるはずです。(アラビア語など中東の言語がアクティブになっていないとダメかもしれません)
横位置は右揃えを推奨します。(インデントに数値を入れておいたほうが入力後の表示が読みやすいかもしれません)
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入力例
3
このようにExcelで中東言語の入力はできるのですが、Excelについては色々と問題がありそれほど単純ではありません。
色々な問題は追々「中東言語の種」で紹介いたします。