「よくある質問」カテゴリーアーカイブ

ペルシャ語の小数点と桁区切りカンマ

前回はアラビア語の数字で使う小数点と桁区切りカンマの形をメモしました。本日はペルシャ語の数字で使う小数点と桁区切りカンマの形をメモしておきます。
これらはアラビア語と同様に、マニュアル・取扱説明書のスペック(製品仕様)欄などで使われるはずなのですが、実際に当社の翻訳業務でもあまり使用例がありません。
以下のウェブサイトを参照するとペルシャ語の場合、小数点は「 / 」の下半分のような形の文字を使います。
桁区切りカンマは数字の右肩に乗る「 ‘ 」アポストロフィーのような形になるようです。
参照元サイトはこちら=>

samplesite

参照元サイトへ=>
翻訳の際あまり使用例がないのは、近年のマニュアルや新聞雑誌、ペルシャ語のウェブサイトなどでも数字は一般的な算用数字を使うことが多くなっているためです。その際は英数字同じ記載方法で、小数点は「 . 」、桁区切りカンマは 「 , 」 を使用します。

もう一つ使用例が少ない理由はこれらの文字を表示できるフォントが少ないこともその理由かと思います。指定のフォントを探してみるとこような表示なります。
pr_decimal

アラビア語の小数点と桁区切りカンマ

前回はアラビア語の文字などの数字の形をメモしました。本日はアラビア語の数字で使う小数点と桁区切りカンマの形をメモしておきます。
これらはアラビア語のマニュアル・取扱説明書のスペック(製品仕様)欄などでよく使われます。
アラビア語の場合、小数点は「 , 」を使いますが、一般的に桁区切りカンマを入れることはありません。
アラビア語は数字の0(ゼロ)が「 ۰ 」なので、普通の小数点では混乱してしまうせいもあるのかもしれません。。

decimal

Wikipediaさんにはこのように記載がありますが、これは正確な情報ではないようです。
稀に資料によって上記のWikipediaさんと同様の記述方法をされたものを見ることもありますが、一部の特殊なケースのようです。

なお昨今はマニュアルや新聞雑誌、アラビア語のウェブサイトなどでは数字は一般的な算用数字を使うことが多くなっていますが、その際は小数点は「 . 」、桁区切りカンマは 「 , 」 で問題ありません。

製品の説明書では数値周りはとても重要な情報です。中東Linkでは翻訳者もチェッカーも入念な確認作業を行います。

アラビア語とペルシャ語の数字の形

今回はアラビア語とペルシャ語の数字の形を紹介します。
数字の形は比較的覚えやすいので、中東Linkのお客様でもDTP後の校正作業などで確認をされている方もおられます。
arprnumber
上がアラビア語の数字です。
下のペルシャ語の数字とだいぶ違うのは4と6だけです。ペルシャ語の5は逆さのハート型。2と3はこんなふうにすると覚えやすいかもしれません。2-3
翻訳時の数値の記載はミスが許されない重要な部分です。中東LinkはTradosなど翻訳ツール使用時の検証と校正時の重点的なチェック項目に「数値の確認」含めケアレスミスの発生をなくす努力をしております。

 

ウルドゥー語の見分け方

アラビア語やペルシャ語と文字の形が似ている言語の1つにウルドゥー語があります。パキスタンの公用語です。
ウルドゥー語にも特有のアルファベットがありますのでメモしておきます。
urdusample
(赤囲み)単語の最後が「つ」の逆に跳ね返ったような文字がたくさんある。 (緑囲み)文字の上に点でない「♭(フラット)のような形の記号が乗っている文字がある。 (青丸囲み)文末がピリオドでなく「ー(横棒)」になっている。
文中にこれらの条件が揃っているとこれはウルドゥー語の可能性が高いでしょう。
なお、パキスタンのウルドゥー語ですが、実は文字が違うだけで隣国インドのヒンディー語と同じ言語だそうです。インド人とパキスタン人は会話による意思疎通はできますが、筆談はできないということです。
中東Linkは、最もメジャーな中東言語であるアラビア語以外にも、パキスタンのウルドゥー語その他の民族言語にも対応できる翻訳者が揃っています。ご気軽にお声がけください。

 

アラビア語とペルシャ語の見分け方

お客様からの依頼で「アラビア語を日本語に翻訳して下さい。」という注文を頂きます。しかし送って頂いた原稿を確認すると、実はアラビア語ではなく、主にイランで使用されているペルシャ語だったということが時々あります。
イランの西側には日本語だと一文字違いの「イラク」があって、同じイスラム教の国でもアラビア語とペルシャ語で使っている言語が違う。しかしどちらの言語もアラビア語系ミミズが這ったような文字を使っている。なんともややこしい地域だと思います。

確かにアラビア語やペルシャ語は若干の言語知識がないと文字を見ただけではどっちが何語がわかりにくいと思います。
以下は2つの言語の簡単な見分け方です。どうぞ参考にしてみてください。

ar1125

(赤囲み)丸の上に点が2個乗っているアルファベットがある。 (緑囲み)ال(または الـ )の形から始まる単語が多い。文中にこの2つの条件が揃っているとこれはほぼアラビア語でしょう。
次にペルシャ語

persian1125

(赤囲み)文字の下に点が3個付いているアルファベットがある。 (黄色囲み)反転した乙の文字の上に一本棒が付いている。 (青囲み)هاى (またはاى)の文字で終わる単語がある。文中にこれらの条件が揃っているとこれはペルシャ語の可能性が高いでしょう。
イランで使用されているのがペルシャ語ですが、隣国アフガニスタンにはほぼ同一言語のダリー語があり、両言語は文字による区別は困難です。
中東Linkは、最もメジャーな中東言語であるアラビア語以外にも、イランのペルシャ語その他の民族言語にも対応できる翻訳者が揃っています。ご気軽にお声がけください。

アラビア語のDTP編集-3-

アラビア語のウェブサイトや印刷物で時々に目にするのは、アラビア語など右から左に書かれる文字に対応していない編集ソフトを使ってしまった結果、下図のように文字が繋がっていない状態で仕上がってしまった文字列です。

blefh     salam2

(左)正しい文字の並びは (右)正しい文字の並びは

dsqht    salam
アラビア語やペルシャ語など右から左に文字が流れる言語は、日本語版や英語版のDTPソフトではその文字方向に対応できない場合が多くあります。
アラビア語やペルシャ語のDTPを専門に行う中東Linkは、言語に特化したDTPソフトを取り揃え対応いたします。

アラビア語のDTP編集-1-

ウェブサイト「中東Linkプラス」との記事統合に向けて本日より少しずつ過去に取り上げたトピックを、本ブログサイトに再掲載してまいります。

中東Linkのアラビア語DTP編集業務では、家電製品や自動車、機械、医療機器などのマニュアル・カタログ制作をたくさん取り扱っています。
アラビア語やペルシャ語など中東言語で特に手間のかかる部分は、文字の流れが右から左という点です。他の言語のものを鏡に映したような状態のレイアウトにしなければなりません。
下図のようなイメージです。(上図が左から右に記載する言語の場合)

e

ar

⇑アラビアなど中東言語版(鏡に映したような逆版レイアウトにします。)
中東LinkのDTPオペレータは、このような逆版レイアウトのプロフェッショナルです。中東言語の編集案件がございましたら、どうぞご気軽にお声がけ下さい。

 

Windowsアラビア語版OSを使用する仕事

当社中東Linkでは現地(ヨルダン)で従事するメインの翻訳者以外、業務で使用するパソコンは基本的にWindowsPC、Macintosh共に日本語版のOSを使用しています。
以前はWindows環境では英語版OSでDTP編集等の作業を行う方が使い勝手良いこともありましたが、昨今はOSに左右されることはほとんどなくなってきているようです。
しかし近年増えつつあるマニュアル類の形態の中には、最終的にHTML形式にして製品に付属するCD・DVDなどに同梱したり、Web上で公開するマニュアルとするというものがあり、この最終的にHTML形式になった状態を現地の使用環境で閲覧校正しなければならないことがあります。

もちろん現地では日本語のOSなど使用していません。詳細な統計をとったことはありませんが、ユーザーの多くは英語版OS、そして若干のアラビア語版OSが用いられていることが多いのではないかと思います。そういった意味では本来は英語OSの環境下で確認ができれば良さそうなものですが、お客様にも諸々の思惑があるのでしょうアラビア語の成果物はアラビア語OS環境下での確認との指定がある場合があります。

このような理由で普段使用することがないPCに現地から調達したWindowsのアラビア語OSをセットアップしてその確認環境を整えています。使用アプリケーションの都合から現在もWindowsOSはWindows7です。
アラビア語版OSの大きな特徴はやはりユーザーインターフェイスの左右逆転。スタートボタンは右下端に配置されます。
dt startmenu

左上:デスクトップのインターフェイス
右上:スタートメニュー
下:Internet Explorerアラビア語版
ie

アラビア語とSI単位-1-

取扱説明書などの翻訳業務に際し必ず登場するのが長さや重さ、その他の単位表記です。
弊社の経験上、m(メートル)やg(グラム)、L(リットル)など多くの単位はアラビア語で表記されることが多いようです。

例えばミリメートル(mm)はمم 、キログラム(Kg)は كجم など。
KG

mm

 

上の例でも単位はアラビア語で記載され、数字はインド数字と呼ばれるアラビア語の数字ではなく一般的な算用数字(1, 2, 3,….)で表記されています。
なお、SI単位を翻訳せずにそのままアルファベット表記する形で翻訳すケースもありますが、弊社ではその際の数字は算用数字を使用します。アラビア語数字+SI単位の組み合わせは、かなり違和感が感じられるためです。

中東出張のよくある質問-1-

お客様から時々頂く質問に「中東出張の際、アラビア語は全くできませんが問題はありませんか?」という質問をいただくことがあります。ドバイのあるUAEを代表とする湾岸諸国では、英語だけでも出張時に困ることはないかもしれません。
ただし現地の自国民の方とのより深い関係を築くには、やはりアラビア語を介すると介さないでは差が出てくるように思います。