アラビア語・ペルシャ語とヘブライ語の?(クエスチョン)マーク

アラビア語・ペルシャ語とヘブライ語(イスラエルの公用語)はいずれも右から左に文字を書いていく言語です。
疑問文の最後には?マークを付けますが、アラビア語やペルシャ語の場合は逆向きのクエスチョンマーク[ ؟ ]がつきます。
文字を右から書いていくのでなんとなくこれは理解できます。
しかしヘブライ語では普通のクエスチョンマーク[ ? ]になります。
アラビア語・ペルシャ語を見慣れているとやや違和感を持ってしまいます。

アラビア語翻訳のよくある質問-8-「アラビア語の%表記」

翻訳・DTPレイアウトされたアラビア語で、文字以外に私達日本人がちょっと違和感を感じるところはたくさんあると思います。

その一つを紹介します。
アラビア語では%(パーセント)の位置が他の元とはひっくり返ります。
100%(100パーセント)の場合

%100

パーセントのアラビア語の形は「 ٪ 」なので、正確には

٪100 が正解

アラビア語の数字で記載すると
100percent

なぜ ٪ マークが数字の左につくのか。本当かどうかはわかりませんが数字の後に、%の意味にあたる「フィルミア(またはビルミア)」、
アラビア語で書くと في المائة またはبالمائة と読むのでこの方が読みやすいためかもしれません。

アラビア語翻訳のよくある質問-7-「同じ英語なのに単語の形が違う3」

翻訳・DTPレイアウトされたアラビア語をお客様に提出した際、「同じ英語なのにアラビア語は微妙に書き方が違っています。」というようなご指摘を受けることがあります。
これには3つの理由が考えられます。
既に「リガチャー」と「定冠詞アリフ・ラー」という2つの理由を説明しました。今回は最後の3つ目を説明します。
「前置詞」

前置詞は御存知の通り英語で言う「on」とか「in」とか「for」とかに当たる単語です。

アラビア語では一部の前置詞は後ろに続く単語とつながった形で表記されます。
例えば
会社 ب + شركة は بشركة
開始のために ل + تشغيل は لتشغيل
このような ك + هذا は كهذا

以上3回に分けて原文英語がで同じ単語なのに、アラビア語翻訳では違った形み見える理由を説明してきました。お客様のこういった疑問点はどんどんご質問下さい。
できるかぎりわかりやすく説明ができるように努めてまいります。

アラビア語翻訳のよくある質問-6-「同じ英語なのに単語の形が違う2」

翻訳・DTPレイアウトされたアラビア語をお客様に提出した際、「同じ英語なのにアラビア語は微妙に書き方が違っています。」というようなご指摘を受けることがあります。
これには3つの理由が考えられます。
前回理由の1つ目「リガチャー(合字)」を説明しました。今回はその2つ目を説明します。
「定冠詞アリフ・ラー」
文法的な説明は省きますが、同じ単語(主に名詞や形容詞)でも文中での使われ方によって定冠詞が付いたり付かなかったりします。

アラビア語の定冠詞の形は ال または الـ が語頭に加わります。「 ا 」 これがアリフ、これが「 ل or لـ  」がラーです。
例えば
会社: شركة に定冠詞がつくと الشركة
パネル(板): لوحة に定冠詞がつくと اللوحة
湿気: رطوبة に定冠詞がつくと الرطوبة

文中に定冠詞を付けるほうがいいのか、付けないほうがいいのかは厳密な文法もありますが、ネイティブ翻訳者の感覚の判断に頼るところが多々あります。

アラビア語翻訳のよくある質問-5-「同じ英語なのに翻訳の形が違う1」

翻訳・DTPレイアウトされたアラビア語をお客様に提出した際、「同じ英語なのにアラビア語は微妙に書き方が違っています。」というようなご指摘を受けることがあります。

これには3つの理由が考えられます。
今回は理由の1つ目を説明します。
「リガチャー」という言葉をご存知でしょうか。楽器サックスなどのリードの留め具もそう言うようですが、それではありません。
以下のサイトにわかりやすく掲載されています。(ご参照ください)
リガチャーの説明
日本語では合字と呼ぶそうですが、アラビア語にも書体によって合字が適用されるためです。
以下アラビア語のリガチャー使用例です。日本語では合字と呼ぶそうですが、アラビア語にも書体によって合字が適用されるためです。
リガチャー例

 

微妙、というか結構形が変わってしまうのがわかるでしょうか。

アラビア語翻訳翻訳のよくある質問-4-「数によって単語の形が違う」

アラビア語の翻訳に2という数字があまりないのは文法的に2つ~を示す双数形という表現があるためと以前に(よくある質問-1-)説明しました。2つ以上の場合のことを少し説明します。
お客様からよく質問いただく内容に同じ複数形でもなぜ表現が違うのかというのがあります。アラビア語の名詞は単数・双数・複数の3種類しかないのは確かです。
しかし、複数形を使うのは3~10までの個数を示すときだけです。例えば下図のように10本のペンと、11本(10本以上)のペンでは形が違うのです。
11個以上になると名詞は単数形で表記されるようになるのです。

pen

 

数の扱いの話はアラビア語の文法書でも最後の方に出てくることが多く複雑で面倒な部分です。

ネイティブの話者でもこれらはかなり雑な使い分けがされているようです。中東Linkの翻訳者・校正者はこれら複雑な文法も、誤りなく翻訳に反映しております。