アラビア語と索引-1-

アラビア語版のマニュアル・取扱説明書などの編集作業をしていて、少し厄介なのが索引の編集作業です。「索引」、英語でIndexと表現することもありますが、いわゆる冊子の巻末につく、このようなページです。

sakuinsample index

本文中で使用されている主だった単語や熟語から、該当ページを探し出すために使うのが目的ですが、アラビア語では本文中からテキストを引用すると、多くの場合該当単語の語頭には定冠詞の「الـ」(アリフ・ラー」という文字が付いてしまっています。この文字が付いた状態で集めた単語や熟語を普通にソートをかけると、定冠詞の「الـ」から始まる単語に偏ってしまいます。つまりアルファベットで言うAの字「アリフ」がやたらと増えてしまいます。

この問題を解消するにはWordの機能で「定冠詞アリフ・ラーを省いてソート」をする方法もあります。

SortByWord
中東LinkではDTP編集には専用アプリケーションを使いますので、ワードでのソートを行うことは希ですが、ワードではこのような機能もあるのを知っておいても良いかと思います。
ただし、一つだけ注意が必要なのは「アリフ・ラーを無視してソート」をすると時々ある「定冠詞でないアリフ・ラーから始まる始まる単語」もソートされてしまいますのでよく確認が必要です。

しかし実際に、現地のアラビア語ネイティブが「索引」を利用してマニュアルなどを読むことがあるかですが、日本人なら読者10人中6人が利用するとすれば1人未満という感じではないでしょうか。

次回はExcelを使った索引編集を取り上げます。

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